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【出演】高橋ターヤン、てらさわホーク、多田遠志
【ご意見番】高橋ヨシキ（映画ライター、デザイナー）
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わしらの開会式はコレや！
始まります。始まってしまいます。
大多数が望んでもいねぇあの運動会はともかく、映画においては心が掴まれるような冒頭いわゆる開会なくして名作たりえないというのはご理解いただけることかと信じております。
徐々に盛り上がってクライマックスを迎える映画もありますが、それも一旦は何かしらの方向で景気の良さを炸裂させることで観客の興味をつなぎとめる必要があります。
要はですね、いきなり怒涛の銃撃戦が展開されたり、セリフなしの音楽のみで映画の世界観を表現していたり、平凡な日常をぶち壊すショッキングな出来事が起こったり、後から考えれば実は映画の結末までを抽象的に示唆していたり…。
作品のカラー、監督の意向、映画の趣旨が示される、始まりの部分こそが映画の全てであると言っても過言ではないのかもしれません。
中でも、この開会がすごい！という選りすぐりの作品たちを紹介してきつつ、あーあれは確かにすごかった！とか、ちょっあの映画は紹介しねぇのかい！？などといった感じにわちゃわちゃしつつ、こっちはこっちで飲（や）らせてもらうぞ！と、こういうわけです。
